台湾で働く

台湾「新卒」現地採用で就職って正直どうなの?

台湾で新卒現地採用で就職した日本人の話

台湾の大学に正規留学し、卒業後に台湾企業で新卒現地採用として働いてみた感想を書いています。
台湾で働くメリットデメリットも紹介。

現在台湾の大学に留学してる、もしくは台湾に留学したくて卒業後の進路の参考にしたい人に読んでもらえると嬉しいです!

こんにちは!

先月誕生日を迎えた水瓶座AB型「だからちょっとおかしいんだ!」と人からよく言われるマッピー(IG:@mappytw)です。

言われ慣れてるので何も感じないんですが、たまーに「やっぱ頭おかしいのかな。普通の人間になりたい。」と思って親に相談すると「別にいいんじゃない。」と言われます。

「頭おかしい」を否定してもらえない!/(^q^)\

それでも、一応台湾の大学を卒業して、一応就職できたから、まあよし。(最低限)
今日は、そんな私の台湾での「新卒」現地採用当事者としての話を書いていきます。


先に結論書くと
「台湾の大学卒業後すぐに現地採用で就職するのはおすすめしない!」
です。

理由も含めて色々紹介していきます。


※台湾の4年制大学を卒業した場合の話です。日本の大学卒業後、新卒で台湾就職は原則できません。(日本語教師などはできるみたい!)
その辺はGoogleで調べると出てくるので、日本の大学生で台湾現地採用目指してる人は調べてみてください。

私のスペック

とりあえず、台湾で新卒就職した時のスペックを書いておきます。

学歴・資格

  • 某台湾国立大学文学部卒
  • 中国語 TOCFL Level5
  • 英語  TOEIC 835点
  • AT限定運転免許証

経験

  • 大学4年時に台湾のスタートアップ企業でインターン経験あり(SNS運用)
  • 翻訳通訳、Webライターみたいな細々とした経験あり

台湾の大学を卒業した人間としては特筆すべきことがほとんどない、平凡なスペックです。

現在の仕事は、インターン時のSNS運用の経験が買われて採用されました。
TOEICは日本の就活に使えるかなと思って一応頑張ったけど、あまり活用できなかった(笑)

現在の仕事

台湾で働く日本人(私)は、どこでどんな仕事をしてるのか?

どこで?

 日本支社もある台湾スタートアップ企業(台湾での知名度は高め)

仕事内容

①日本人向けのSNS運用
②台湾系企画のサポート
③日本⇆台湾間のもろもろサポート

なぜ卒業時に現地採用を選んだのか?

「台湾の大学卒業後すぐに現地採用で就職するのはおすすめしない!」と言ってる私が、なぜ台湾で新卒現地採用を選んだのか…?

ぶっちゃけ、いろんな人にまずは日本で就職した方がいいって言われてたんです。
頭では分かっていたんですが、そんな理性だけで生きてるわけじゃないからね(笑)

血迷ったり、つまずいたり、いろいろあるよね人生…(遠い目)

理由①もう少し台湾にいたかった

語学学校、大学合わせて5年台湾に住んで、その時は親の支援の上で生きていたので自分の足でしっかりと台湾生活を踏みしめてなかった気がしてました。

台湾のことは好きだけど、表面的な部分でしか理解してなかったし、台湾で「自立」した生活をするってどんな感じになるのかな?っていうちょっとした好奇心と探究心みたいな感情がありました。

で、もう少し台湾に残って仕事してみるのもいいなと思ったのが始まり。

しかも、私の就活時期にコロナが流行りだし、いつ台湾に帰ってこられるか分からないという状況だったので、残りたい気持ちが強かったです。

理由②日本では働きたい職種がコロナの影響で絶望的だった

私が就活を始めた時期が2020年2月ということもあり、コロナ流行がスタートした時期丸かぶり!
もともと働いてみたかった職種が、コロナの影響もろ受けで求人がほぼなかった。

そこで、一応他の業種の日本企業にもエントリーしたりしてたんですが、あの時期の「やるせなさ」と「未来の見えなさ」にやる気がでず結構なあなあになってました。

そこで、見つけたのが今の会社の求人。
やりたい職種だったし、台湾ではそこそこ名前が知られてる会社だったので応募しました。

理由③奇しくも働きたかった台湾企業から内定をもらった

もともと、今働いてる会社には前から興味があり、インターンに応募したり(コロナで白紙になった)していて、漠然とですが「働けたらいいな。」と思っていました。

で、ちょうど就活をなあなあやってた時期にこの会社の求人がでたので急いで応募。

「これが無理だったら日本で大人しく就職しよう」と思ってダメもとで応募しました。

そして、奇しくも内定をもらい、とりあえず「台湾で働く」が実現しました。

台湾企業で働くメリット

では、ここから台湾で働いてみた感想を具体的に紹介していきます。

あくまで、私個人と友人の例を参考にしているので、一概に「台湾企業が絶対そうだ!」とは言い切れないのでご了承ください。

※台湾企業の場合なので、日系企業や外資系は分かりません。

①残業が少なめ

これは、会社や職種にもよりますが、残業は少なめです。

日本の友達の話を聞くと、日本企業は残業が常態化してるようなので、台湾企業の残業が少ないのはメリットだと思います。

あと、台湾人は一つの会社に執着せず、「いいところがあればすぐ転職したらいい。」みたいなラフな考えなので、会社に尽くすことが比較的少なく残業をあまりしません。

終業後の時間を有効に使えます!

②ゆるい

台湾あるあるでよく言われる「会社で朝ごはんを食べる」みたいな感じで、職場環境はゆるいです。

午後はみんなでドリンク頼んでタピったりします(笑)
たまに、おやつにジーパイ(雞排)食べてる人がいて、職場がいい匂いに包まれます。

あと、個人的にびっくりしたのはタイムカードを押した後に朝ごはんを買いに行く人が多いこと(^q^)

「え!タイムカードってお仕事スタートじゃないの!」

あと、労働環境のゆるさだけじゃなく、上下関係もゆるいです。

上司が部下をまとめるっていう点では日本と変わりないですが、関係性が上下ではなく横のつながりみたい。
友達のような感じで、上下関係をあまり意識しない関係性です。

③中国語が話せる(職種によるけど)

職種にもよりますが、台湾で働いているので、日本にいるよりは中国語を使える場面が多いです。

私は、日本人向けのコンテンツを作るので日本語を話す割合が多い。
でも、周りは台湾人が多いので中国語を使う機会もあります。

台湾企業で働くデメリット

日本の企業と比べての話を書いていきます!
「キャリアアップ」という未来を見据えた場合に大きく関係するようなデメリットがある。

①給料が安い&福利厚生が充実していない

台湾で外国人が働く場合の最低給料は「47,971元(約19万円)」です。

でも、台湾の大学を卒業した外国人の最低給料は「37,619元(約15万円)
他にもいろいろな理由で給料を下げることができます/(^q^)\

(※これに関しては台湾労働局の資料を参考にしてください。)

日本の新卒平均月収は「約23万円」らしいです。

お金だけが全てじゃない!
なんて言いたいけど

「お金マジ大事!!」

しかも、日本企業によくある交通費や住居費の手当がない
言われた給料以外の手当等ほぼ皆無です。

ちなみに、台湾人の友達に給料を聞いてみたら「28,000元(約11万)」とか言ってて、生活できんの(!?)と驚愕しました。

台湾の金銭的な労働環境は悪いと思います。

【台湾での生活費例(台北)】
住居費:約1万元(シェアハウス)
食費:約1万元
交際費:5,000元
雑費:3,000元
ーーーーー
合計:2,8000元

これは、結構抑えてる方の例です。

②研修などがほぼない

日本企業って、新卒一斉採用なのでまとめて「新人研修」的な教育システムがある(?)と思いますが、台湾企業では一斉採用なんてシステムがないので研修はないです。

「即戦力として働いてもらう。」
という感じなので、右も左も分からない新卒ペーペーは苦労します(笑)

社会人としての「いろは」は自己流&先輩たちをパクることで身につけました。
(いや、身についているかも怪しい)

私の会社は日本での就業経験者が多いので、質問したり指導をお願いしたりしてしのいでますが、日本人が少ない企業に就職する場合は苦労すると思います。(そんな会社が新卒を採用するのか分からんけど)

(会社の先輩や上司にはめちゃくちゃお世話になってます。ほんとうにありがたい。この点はとても恵まれていました。)

③マニュアルがない、もしくは古い

これは、台湾の「転職してなんぼ」文化の影響で、人員の入れ替えが早すぎてマニュアルの更新が追いついてなかったり、存在が消えていたりします(笑)

引き継ぎもバタバタ行われるので、きちんと業務の受け渡しができてなかったり…

マニュアルがあればみんなで共有できることが多いのに、ぞんざいにされているので非効率な場面によく遭遇します(笑)

スタートアップだからなのかな…?

④中国語が話せることで、業務が増える

これは、比較的規模の大きい日本支社がある台湾企業に関して言えることですが、日本支社に日本語しか話せない人も働いています。

そうなると、中国語が話せるという理由で、日本=台湾間の仲介的な業務も任されたりします。

仲介役として雇われた場合ならいいんですが、他の業務内容で雇われたのに中国語が話せるからという理由で別の業務を任されたりして知らぬ間に仕事が増えています(笑)

まあ、これに関しては私の会社の場合なので、絶対的な参考にはなりません。
(日本でもスタートアップ企業ならあるあるかも。いろいろ兼任する笑)

人少ないのでしょうがないし、中国語話せるからいいけど!

でも、もし血迷って台湾で新卒就職する場合は、この辺りも会社を選ぶ際の参考にするといいかもしれません。

なぜ卒業後すぐの現地採用をおすすめしないのか?


一番言いたいのは今後のキャリアアップを考えると、新卒で台湾現地採用は危ないという部分!

日本の労働環境が絶対にいいとは言えませんが、新卒での就職に関しては研修があるという点で日本の方がいいと思います。

台湾で日本人が働く場合、ほとんどが日本とのやりとりが必要な職種になると思います。
そこで必要なのは「日本の礼儀作法」

それを知らないまま台湾で日本とのやりとりを任されると、自分でどうにかするしかないので無駄な消耗が発生します。

「社会人としての基礎」とか、ちょっと古い考えになるかもしれませんが、日本とのやりとりでは結構大切な部分かなと思います。

その基礎ができているかできていないかで「今後の選択の幅」が変わってくるので、できれば新卒では日本で就職して基礎を覚えた方がいいです。

確かに、台湾で就職すると「即戦力」と見なされるので、日本で新卒として働くよりもたくさんのことにトライしやすいです。

でも、働いた経験のない人間の「即戦力」ってたかが知れてる気がします。

才能溢れる優秀な人間だったら絶対そっちの方が実績ができると思うけど、一般ピーポーには難易度高いっす/(^q^)\

だから、私個人の考えとしては、新卒でまずは日本で就職した方がいいと思います。

まあ、自分の人生なので血迷ったり、つまずいたりしていろんな経験があってもいいと思う。
人生はいろんな偶然で動いてたりするし、なるようにしかならないこともある。

その中で、自分の方向性を意識して、その時々のベターな選択を選ばないといけないのかなと思います。

ちゃんと考えて選んだ道なら頑張れるし!

結局、自分で考えて決められるかなんですよ。
そして、日々精進だよ。(自分への戒めも込めて)
(こんな言ってますけど、今の仕事は楽しいのでこの会社に入れてよかったです。給料安いけど。)

ではでは、まだまだペーペーですが、台湾の就活やお仕事に関して聞きたいことがあればSNSで連絡ください〜〜

他にも、台湾で働いている方の意見もぜひお聞きしたいです!
コメントなどお待ちしています〜

台湾正規留学
【台湾留学】大学正規留学経験者の「ホンネ」 ども、台湾在住猫奴マッピー(@mappytw)です。今日は「台湾の大学に正規留学した人」として、台湾留学って結局どうなん?って話をしま...

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