台湾留学

【台湾留学】大学正規留学経験者の「ホンネ」

台湾正規留学

ども、台湾在住猫奴マッピー@mappytw)です。

今日は「台湾の大学に正規留学した人」として、台湾留学って結局どうなん?って話をします。
私は、1年台湾の語学学校に通って、その後に台湾の大学に入学しました。エージェントなどは使っていません。(使う経済的余裕もなかった笑)

結論から言うと
「台湾留学はいいことばかりじゃないし、【なんで】台湾に来るのかしっかり考えて決めよう」と言いたい。

なんでこんな話をしようと思ったかと言うと、日本人の友達が通う大学で「日本語学科に正規留学している日本人学生がいる」という話を聞いて、

え?なんか「留学する」ことが目的になってね?

っていう違和感を抱いたからです。

そこにはなにかしらの「事情」があるはずですが、今回はその事情には触れずに、台湾留学を決める前に考えてみてほしいこと、知ってほしいことを書こうと思います。

台湾正規留学に興味ある人が台湾に来てから後悔することがないように、本音を書くので参考にしていただければ幸いです。

台湾留学の状況

まずは、台湾の大学に通う日本人学生数の推移を見てみます。

ここ数年、みなさんもご存知の通り日本でも台湾留学が注目されています。
台湾留学用の予備校も各地にできてるようで、年々日本人留学生が増えてる…!

出典:教育部統計處

上の統計は2019年の在台日本人留学生の数です。
正規留学の総数は1,751人で、1年の増加率は約20%!

なかなかの勢いで増えてます(笑)

この台湾教育部の統計によると、博士課程と修士課程の学生数はあまり変わりありませんが、学士課程(大学部)の学生が大幅に増えていました。

台湾の大学部留学の人気の高まりが分かります。

台湾留学のメリット

台湾の大学に行くのは何がそんなに魅力的なのか!

学費、生活費が安い

(1)学費比較
私は台湾の国立大学文学部に留学していました。
そこでの学費は、1学期(半年)4万6000元、日本円で18万円ほどでした。

なので、1年の学費は日本円で36万円ほど。最近学費も値上がりしているので1年で大体40万円ほどだと思います。

日本の国公立大学だと、1年の学費は53万~、私立だとその2倍ほど。
ちなみに台湾の大学に入学費は必要なかったので、その費用も抑えられます。

(2)生活費も含めて比較

出典:独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)、2018年

上の表を参考にすると、日本で大学に通う場合の学費と生活費の合計平均は1年間で191万円

私が実際に台湾の大学に通っていた頃(2016-2020)は、学費、生活費、すべて含めて1年間で約100万円でした。
私の大学周辺が台北の中でも田舎の方で、家賃や食費がすこし安かったので普通より安めです。
台北以外に行くともっと安くなるかもしれません。

なので、総合的に見ても台湾の大学に通うほうがリーズナブルです。

レベルの高い大学に入りやすい

台湾の大学では、外国人学生の数によって国からの補助が出るし、大学の評価が上がるらしい。(語学学校の先生に聞いた話)

なので、台湾の大学は外国人学生の受け入れに積極的
各学部で外国人受け入れ枠があって、その枠内の人数であればヤバイやつじゃない限り大体受け入れられます。

しかもほとんどの大学が

  1. 入学願書
  2. 学習計画
  3. 中国語レベルの証明(英語の場合もある)
  4. 高校卒業証明などの書類
  5. 必要な場合は面接

のみで大学申請ができます。
学力試験がない!

私は、そのおかげで台湾で高学歴と言われる大学に入学できました。
日本でいうと、一橋大学?くらい

私が日本で受験していたら、こんなレベルの高い大学には絶対に入れませんでした。

という感じで、レベルの高い大学に入りやすいです。
(そのレベルについていけるかどうかは、入学後の気合と頑張り次第。)

勉強に励みやすい

台湾の大学(少なくとも私の通った大学)では、毎週のように課題とレポートを提出してました。

課題を終わらせるために毎日図書館にこもっていたのも、今ではいい思い出。
学生もやって当然みたいな人が多いので、勉強しなきゃ!という気分になれる。

台湾人は小さい頃から勉強する耐性ができてるので、頑張れる人が多い。
そういうことで、自分もやらなきゃいけない状況に追い込めた。

私自身、大学入るまであんまり勉強してなかったので、大学が一番勉強に時間を使いました(笑)そのせいで白髪が大量にはえました(笑)

台湾留学のデメリット

当たり前ですが、デメリットももちろんある。

理解のスピードと効率が悪すぎる

「中国語勉強する」

「中国語勉強する」
はぜんぜん違う。ハードル爆上がりです。

そりゃ、1年勉強したくらいの中国語で大学の授業を受けるなんて、レベルの違いも甚だしい。

小学校以下の語学レベルで、大学の授業受けて、提出する課題も大学レベルを求められる。

日本語でなら1度で理解できることも、中国語だと2度以上聞かないと理解できない。(普通に、何も理解できないこともよくある)

それによって、インプットに時間かかる。
もちろんアウトプットにも時間がかかる。

めちゃくちゃ効率悪い。まじで。

台湾の大学で、日本の大学生みたいにめっちゃバイトして、遊びたいと思ってる人はやめたほうがいい。
ちゃんと遊べてる人もいるけど、それはどっかで時間かけて努力してる。

特に、1,2年生のときは無理。
3,4年になると手の抜き方が分かるので、ちょっとずつ時間ができる。

就活がやりにくい

台湾は9月入学、6月卒業です。
日本では、大学3年の2月3月くらいから就活を始める?みたいです。

なので台湾にいると、日本の学生が就活してる時期に学生最後の学期になります。
授業が忙しくて就活しにくいことが多いです。

忙しい中で、就活の書類を作ったり、面接を受けたり、企業によってはインターン参加必須だったり、何度も日本に帰って面接を受けないといけなかったり。

不利な状況になります。

ただ、最近ではコロナの影響で就活をオンラインで完結できる企業も増えてるので、今後この差は縮まってくると思います。

私の先輩や友達は、うまくその関門を突破し就活に成功していますが、みんなすごく努力していました。

台湾にいることによって、情報や選べる企業も限られます。
なので、「絶対日本の大企業に入りたい!」とか思ってる人は台湾の大学はやめたほうがいいかもしれません。

「とりあえず海外留学いきたい!」という人はその辺も頭に入れておくと良いと思います。

その他デメリット

日本の大学に通ったことはないですが、日本の大学の方が設備、環境がいい気がします。

台湾の大学では、特に公立の文系の大学は予算がないので設備が古くてボロいことがよくあります。

台湾大学や、私立の大学だと状況も変わるかもしれませんが、私の通った台湾の国立大学はボロかったです。
トイレも清潔ではない。

机と椅子もボロい(笑)

何度か、日本の私立大学に行ったことがありますが
「こんな整った環境で授業を受けられるなんて、日本の大学生はなんて幸せなんだ!」
と思いました。

留学を決める前に、考えてほしいこと

台湾留学はハードル低いし、海外留学してました!っていう肩書がほしいと思っている人に考えてみてほしいこと。

台湾に留学する目的は?

行動の「理由」は、モチベーションになるし、迷ったときの意思決定の基準になります。

それがあやふやだと、やる気が起きないし、基準がないといつまでも迷います。(まあでも、それが人生なんだけどw)

なので「なんで台湾に留学したいのか?」はしっかり考えましょう!

「とりあえず海外留学しよ!なんか台湾留学安いし、簡単に入学できるし、中国語も勉強できるらしい!じゃ、台湾行っちゃお!」

って感じで来ちゃうと
「なんか思ってたのとちゃう!こんなに時間かけて我慢して、自分何してるんだろ」
もしくは、「何も得られず、なんのスキルも身につかないまま」終わります。

台湾は外国人に比較的優しいのでなんとなくでも生きていけるし、名前もよくわからんような大学とか(日本で言う地方私立大学)ならしれーっと卒業できちゃう。

でも、その4年に意味はあるのか?
ただ何も身につかず、「海外大学卒」っていう肩書だけに意味はあるのか?

本音をいうと、台湾の大学卒はマジで意味ないです。
(台湾大学、理系有名大学、有名国立の一部学科以外)

日本の普通の大学行ってて、時間あるしプログラミング勉強してました。とか、短期留学に英語圏と中華圏どっちも行きました、英語も中国語もできます、学科は経済学部です。インターンでWebマーケティングやってました。
みたいな人材の方が遥かに価値がある。

だから、4年っていう結構長くて、貴重な時間を使いに台湾に来るっていうことを意識して考えてみてほしいです。

自分が何に重きをおいて、何がしたくてこの4年を使うのか、きちんと自分の頭で考えて決めましょう。

適当な大学に入って、適当な学科を選んで、とりあえず台湾の大学を卒業しても何も意味ないです。

台湾の大学卒はそんなに通用しないのに、台湾留学いいよ!!ってもり立てまくってる情報は信用しすぎないほうがいいです。

そりゃどの国行ってもできるやつは一定数いるから。

台湾も海外。「海外で生活する」ということ

よく「台湾は日本に近いし、生活レベルも似てるから台湾留学おすすめ」って言う人がいます。
確かに、日本に近いし、日本のものがたくさんあります。他の海外在住の方から見ると、とても恵まれてると思います。

でも、台湾も海外。
理不尽なこととか、日本ではありえないことがたくさんあります。
それによってストレスが溜まることも多い!
いきなり台湾正規留学に来た人の中では、「台湾」が合わなくて辞めてしまった人もいます。

しかも、その中で自分のコミュニティーを1から築かないといけない。
そういった心が折れそうな作業を学業の合間にこなしていかないといけない。

留学初期は心が折れそうになることが多いです。

個人の性格にもよりますが、几帳面で細かいことが気になるタイプの人、孤独に耐えられないのに人見知りな人とかは合わないと思います。

まあ、台湾に来て変化することもあるのでなんとも言えませんが、「台湾いい!」っていう印象だけで、最初から長期滞在すると失望は大きいです。

できれば、まずは語学留学で台湾に数ヶ月滞在して正規留学を考えることをオススメします。

まとめ

今の世の中
「個性とか主体性」とか「特別なことしてなきゃ!」
みたいな風潮がありますが、留学したからといって自分が特別な存在になれる訳じゃないです。(当たり前ですが)

確かにちょっとは人と違う経験ができる訳ですが、その程度なら大学の交換留学とか短期留学でも代替がききます。

私も台湾の大学行ったらちょっとは特別なんじゃないか?
と思う時期もありましたが
「ただ、中国語が普通の人より流暢に話せる。ちょっと台湾のことが分かる」
程度の価値があるだけの凡人です。

そのくらいなら、日本の大学で自分のやりたい学科にいって、短期留学で台湾とか中国に行ったほうが実りが大きいです。

だから、「台湾留学めっちゃいい!」みたいな情報だけで適当に台湾に留学しちゃうことだけは辞めましょう。

世の中おいしい話ばかりなわけないから!
おいしい話ばっかり垂れ流してるのは、そこに利益が生まれるから。
そういう話は、まず疑ってみること。

今はSNSで沢山の人が情報を発信してるし、どれを信じたらいいか分からないことも多い。でもその分多方面から情報を見つけやすくなったと思います。
本当に気になるなら、SNS上で話しかけてみるのもいい方法。
私もブログのお問い合わせとか、SNSで聞いてもらえれば答えます。

自分を適当に納得させるんじゃなくて、自分が納得した道を選びましょう。

時間がかかったとしても、結果として自分が納得できていればいい。
人生の責任を取れるのは自分だけだから、自分が後悔しない選択をしましょう。

かくいう私は台湾の大学行ってよかったと思ってます。

台湾留学の本音を書いてるNote

私の後輩が詳しく、もっと的確に台湾留学を分析してくれてるnoteです。
もっと意見が聞きたい方はのぞいてみてください。

今日の猫さん

迪化街にいた猫さん。白黒の猫さん好きです。

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